髪色というのは、印象や雰囲気を手軽に変えてくれる、大切なオシャレ要素の一つです。ただ、髪型や髪の色は、病院によって決まりがある場合があります。看護師はたくさんの人と関わることになるので、髪色によって不快な思いをさせたり、変な印象をもたれたりするのは避けなければなりません。看護師の髪色が明るいといけない理由は、第一印象が悪くなる恐れがあるからです。メラビアンの法則によると、第一印象を決めるのはたった3秒と言われています。人の印象は、言語が7％、聴覚が38％、視覚が55％となっており、見た目から判断される割合が多くなっています。明るめの髪色は、どうしても軽い、チャラいなどの印象を相手に与えやすいでしょう。一方、黒髪の場合は清楚、上品、まじめなど、非常に好印象です。看護師にとって、清潔感というのは必要不可欠です。そのため、明るすぎる髪色は避けた方が無難でしょう。他に髪色が明るいことで生じるデメリットは、悪目立ちして先輩の看護師に目を付けられる可能性があるということです。多くの病院では、カラースケールが何番までなど、髪色の基準というものが設けられています。茶髪にしたくても、規則により染めることができないと、我慢している看護師は多いです。看護師の中で一人だけスゴイ明るい髪色をしていると、どうしても悪目立ちしてしまいます。このような状況をさけたいならば、髪の色はできるだけ周囲の状況に合わせるということが大切となってくるでしょう。